走って東京の街を観光しよう

ランステとしての銭湯

2月10日、ランニング仲間と銭湯を起点にして都内を軽くランニングしてハンバーガーを食べる計画を立てた。ランニングやマラソンが健康的な趣味として幅広い年齢層にすっかり定着したことで最近では都内に多くのランニングステーション(ランステ)がある。その流れの中で、歴史ある銭湯も経営者が代替わりしたりコンサルタントのような人が運営に参画して、銭湯をランステ化するところも出てきている。

銭湯の開店時間に合わせ、11時に稲荷町駅の寿湯へ向かう。するとまさかの「しばらく休業します」との張り紙。ちょうど従業員さんらしき方が出てきて話を聞くとボヤ騒ぎがあったらしい。少し離れるが鶯谷の「萩の湯」が系列店らしく、そちらでもランステ利用が可能だという。歩くと20分少しということで行ってみることに。
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萩の湯は銭湯好きやサウナ好きの間でもかなり有名な銭湯で、改装されて綺麗かつ全体的に広い。料金は都内の銭湯価格ルールに従い520円だ。しかもPayPayキャンペーンで台東区の20%ポイント還元対象になっている。実質410円くらいで入れることになる。荷物を受付で預けて着替えをしてランニングに出る。普段は皇居外周をそれなりのスピードで走っているところ、今回はのんびりペースで途中写真も撮り、観光名所を巡りながらのランニング。2人とも結構気に入ったので、時々はこういうのを企画してみたい。
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上野って色々あるんだ

萩の湯→上野公園内→外周→西郷隆盛像→寛永寺徳川慶喜墓所渋沢栄一墓所→萩の湯
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戻ったら着替えて早速汗を流す。混んではいるものの浴槽も数種類あり広く、芋洗状態というほどではなく気持ちがいい。ぬるめと熱め、炭酸風呂、野天風呂、水風呂、サウナと一通り揃っている。ありがたいことはサウナハットを被ってピーチクパーチク大声で喋るクソガキがいないことだ。その日はたまたまなのかもしれないが、そのような一生相容れない連中は見当たらず快適である。
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風呂を出たらスマホの充電をしながらバスまで時間調整をして蔵前駅へ向かう。バスは浅草が終点なのでそこから1キロほどは歩くことになったが、沿道には新しくできたらしい個人店の飲食店や雑貨屋さんなどが多くあり、どこもかなり賑わっていて面白い。その多くがPayPayのキャンペーン対象であり、無駄に買い物をしたくなる誘惑が多い。浅草〜蔵前というと少し野暮ったい(失礼)イメージもあったが、どれもおしゃれで洗練されており、印象が変わった。

ランニング後のハンバーガーは沁みる

昼食のお店として選んだのは「マクレーンオールドファッションダイナー」というハンバーガー店。以前に誰かがTwitterで美味しいと言っていたのをBMしておいたお店だ。定番的なアボカドベーコンにするか、テリヤキにするか迷いつつ店員さんにオススメを聞いてみると、イチオシはピーナッツバターを使った甘塩っぱいメニューだという。思い切って頼んでみると、これがなかなか美味い。ずんだのように適度につぶつぶ感を残すピーナッツバターとバンズやお肉がいい具合いだ。何度食べてもいわゆるグルメバーガーの値段には仰天するが、PayPayキャンペーンで実質安くなるのでいいことにしよう。
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友人と別れ、ちょうど切らしていた珈琲豆やグラス、食器などを購入して、石川珈琲という喫茶店で休憩をしてから帰路についた。どれも20%ポイントバックで大変お得な1日を過ごすことができた。
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